[レポート]チェ・ジョンファ「花の舎利塔 Blooming Matrix」

11月17日に、奈良国立博物館 新館西側の入口前にて、ソウルを拠点に活躍する美術家チェ・ジョンファさんによるワークショップを行いました。前回の「古都祝奈良2017-2018」でも「花 Welcome」と題したザルや風船を使った色鮮やかな作品を奈良市内各地に展開したチェさん。

今回は、参加者が新旧の食器や調理道具、食卓などを積み重ねた塔「花の舎利塔 Blooming Matrix」を制作しました。本作品は、チェさんが奈良に来られた時に着想されました。

「このワークショップに参加すると、みんながアーティストだということがよくわかります」と言うチェさん。会場を巡り、参加者とどんな風にすると良いか話をしながら、進めていきました。

参加者は、今は使われなくなった銘々盆や懐かしい絵柄のグラス、鍋や食器などを選んで、土台となる棒に通して次々と積んでいきます。たくさんの子どもたちや家族連れに参加いただき、あっという間にたくさんの塔が立ち上がりました。

「博物館の中庭で、自然の光、音の中でのワークショップは、とても気持ちがいい体験になりました。手前の池に、制作した塔が花のように映っていてとても素敵です」とチェさん。

作品は、そのまま奈良国立博物館で翌日まで展示した後、なら100年会館に場所を移し展示しました。

(撮影:衣笠名津美)