奈良市アートプロジェクトとは

ABOUT

奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良(ことほぐなら)」は1300年前の歴史や文化が今に息づく奈良を舞台に、美術や演劇など現代の表現を通じて、ここに集う人びとが共に体験しつくり上げるプロジェクトです。2017年からスタート、今年で7年目の開催を迎えます。
ワンダリング(迷う・彷徨う)を基本に新たな市民の学び合いの場を創る総合的な芸術プログラムである“アートハブ・プログラム”、体験することにより創造性を高める“クリエイション・プログラム”、そして対話やワークショップにより学びを深める“ラーニング・プログラム”以上3つを展開して、古都奈良の新たな価値の創造を目指していきます。

古都祝奈良2023-2024

KOTOHOGU NARA 2023-2024

アートハブ・プログラム

ならまちワンダリング(プログラム・ディレクター:小山田徹)
ワンダリングとは、迷う・彷徨うこと。本来学びは迷いから本当に必要な事ごとに出会い、様々な分野を彷徨うことでより深いところに降りていきます。「ならまちワンダリング」では実践を通じて、迷い・彷徨いを体感します。自分で迷い・彷徨うことは様々な世界に出会い思考を獲得すること――「ワンダリング」はそのような迷いと彷徨いを可能にする環境を創り出す試みです。

クリエイション・プログラム

青少年と創る演劇(プログラム・ディレクター:田上豊)
初心者を含めこれまでにのべ100人以上の中学生・高校生が演劇の創作から舞台公演までを体験してきた「青少年と創る演劇」では、昨年度のLiteバーションも合わせて3つの作品を上演してきました。今年度も創作する喜びを体感出来る創作・上演を目指します。

ラーニング・プログラム

グリーン・マウンテン・カレッジ(校長:小山田 徹 協力:奈良若者サポートステーション)
美術家・小山田徹発案のオープンな学び合いの場「グリーン・マウンテン・カレッジ」は、様々な分野の専門家をゲストに招き、焚き火というプリミティブな行為の中でトークが繰り広げられます。6年目の今年は、ライフスタイルや働き方をどのように考えるかをテーマに開校します。

企画公募型ワークショップ(プログラム・ディレクター:田上豊)
ワークショップ内容を一般より公募し、プログラムディレクター田上豊が企画を選出して、演劇経験の無い中学生・高校生が気軽に参加出来て様々なジャンルを経験できる、体験型プログラムです。

0歳から大人までのパフォーミングアーツワークショップ(プログラム・ディレクター:田上豊)
赤ちゃんから幼児を対象にした「ダンス」、小学生から大人まで参加出来る「殺陣(たて)」、そして脚本創作の楽しさを知る「戯曲講座」と、0歳から大人まで参加出来る様々なタイプのワークショップを開催します。