奈良市アートプロジェクトとは
ABOUT
奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良(ことほぐなら)」は1300年前の歴史や文化が今に息づく奈良を舞台に、美術や演劇など現代の表現を通して、ここに集う人びとが共に体験しつくり上げるプロジェクトです。2017年のスタートから、今年で8回目の開催を迎えます。 人々が集い活動して気づきを深める“アートハブ・プログラム”、実際に体験することで創造性を高める“クリエイション・プログラム”、対話を通して学びを深める“ラーニング・プログラム”、それら3つの横軸を、昨年度より続くワンダリング(迷う・彷徨う)が縦軸として繋いで、古都奈良の新たな価値の創造を目指します。
古都祝奈良2024-2025
KOTOHOGU NARA 2024-2025
アートハブ・プログラム
まちなか舞台(プログラム・ディレクター:田上 豊)
劇場を飛び出し奈良のまちを舞台とする「まちなか舞台」は、公募で集まった舞台芸術の団体・個人が、一つの会場をシェアするショーケース形式の上演プログラムです。会場は奈良市内のみちばたや市役所の庭など3ヵ所。『今ならこれ奈良』をテーマに、全く新しい演劇体験です。
ならまちワンダリング「ゼミ」「部活」(プログラム・ディレクター:藤 浩志)
ワンダリングとは、迷う・彷徨うこと。それは様々な世界に出会い、思考を獲得すること――「ゼミ」は研究テーマを発表し合い思考を深める実践。「部活」は部長と部員が集まり興味関心による活動を作ります。それぞれの実践・活動を通して、迷い・彷徨うことを可能にする環境を作り出します。
クリエイション・プログラム
青少年と創る演劇Lite(プログラム・ディレクター:田上 豊)
奈良の中学生・高校生が創作から舞台公演までを体験する「青少年と創る演劇」は、今年度Liteバーションとしてリーディングを行います。公募で集まった初心者を含む中・高生たちが、創作する喜びを体感出来る創作・上演を目指します。
ならまちワンダリング「ラボ」(プログラム・ディレクター:藤 浩志)
迷う・彷徨うワンダリングの中で、研究を深めたり、実験したり、制作したりするのが「ラボ」。実際に手を動かす過程で、創造性を広げながら探求します。
ラーニング・プログラム
古都祝奈良の学校(プログラム・ディレクター:藤 浩志)
「まちでの表現」を志す表現者のための学校です。公募で集まった参加者がメンターとともに奈良のならまちエリアで過ごす中で、出会った人や風景、文化と対話し、新しい活動のイメージを描きます。
ならまちワンダリング「座学」/
グリーン・マウンテン・カレッジ
(校長代理:ブブ・ド・ラ・マドレーヌ 協力:奈良若者サポートステーション)
2018年から続くオープンな学び合いの場「グリーン・マウンテン・カレッジ」は、今年度はならまちワンダリングの「座学」として、発案者で校長の小山田徹に代わり、アーティスト ブブ・ド・ラ・マドレーヌを校長代理とてして、様々なゲストと小さな火を囲むトークを繰り広げます。