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グリーン・マウンテン・カレッジ 開校
小さな火を囲みながら対話を繰り広げる「学び合いの場」グリーン・マウンテン・カレッジが
今年もならまちセンター芝生広場に開校します。
8年目を迎えた今年は、発案者でカレッジ校長の小山田 徹と、教頭ブブ・ド・ラ・マドレーヌが、
それぞれゲストを迎えて、全2回を二夜連続で実施します。
全体テーマは「ずっと前からここにいたよ ココイタ2」
一夜目は、現役ジャーナリストによる「ジャーナリスト」という仕事について、
二夜目は、インド独立の父と呼ばれるマハトマ・ガンディーの考える身の丈の経済について、
それぞれゲストトークが行われます。
そしてトークの後は参加者を交えた「火」を囲む学び合いの時間。
そこに集う人々の対話が、やがて膨大な学びの蓄積となり、新しい文化の源流へとつながります。
小さな焚き火を囲んだ学び合いの場に、ぜひお立ち寄りください。
◎会場:奈良市ならまちセンター 芝生広場(奈良市東寺林町38)
(アクセス:JR奈良駅東口から東へ徒歩15分、近鉄奈良駅から南東へ徒歩12分)
◎ 申込不要・参加無料 ・入退場自由
PROFILE
校長
小山田 徹 (こやまだ とおる)
1961年鹿児島県生まれ、京都府在住。美術家/京都市立芸術大学学長。1984年大学在学中に友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。主に企画構成、舞台美術を担当し、国内外の数多くの公演に参加。1990年から、「ウィークエンドカフェ」、「Bazaar Cafe」などさまざまな友人らと造形施工集団を作り共有空間の開発を行う。「古都祝奈良2018-2019」から「グリーン・マウンテン・カレッジ」を実施

教頭
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ (ぶぶ・ど・ら・まどれーぬ)
1961年大阪市生まれ。3歳から19歳まで奈良で育つ。45歳の時に親の介護をきっかけに再び奈良で暮らし始める。大学時代は演劇に没頭。その後パフォーマンス、映像、絵画、立体など様々な分野での活動を続ける。同時に、HIV/エイズと共にある人、女性やセクシュアルマイノリティなどの人権や健康に関する市民運動にも携わる。
https://www.otafinearts.com/ja/artists/39-bubu-de-la-madeleine/

第1回「ジャーナリスト」という仕事 11月28日(金)18時-20時
浅野 詠子(あさの えいこ/ジャーナリス) × ブブ・ド・ラ・マドレーヌ
【浅野 詠子氏 プロフィール】
著書に、大正期新興美術運動担い手で昭和初めの洋風人形劇先駆者の評伝『彫刻家 浅野孟府の時代1900-1984』(批評社)。また、著書『奈良の平日 誰も知らない深いまち』(講談社)は旧鍋屋交番や旧JR奈良駅舎などの近代建築保存運動の足跡を追った。本年7月、奈良市内ヴォーリズ建築・栗盛吉蔵旧居保存を願う集いで志賀直哉「高畑サロン」を取り巻く画家たちのアトリエを紹介した。奈良教育大学非常勤講師。85年、青山学院大学卒。神奈川県出身。
第2回「ガンディーの考える身の丈の経済」 11月29日(土)18時-20時
石井 一也(香川大学法学部教授) × 小山田 徹
【石井 一也氏 プロフィール】
東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科修了。香川大学法学部講師、助教授、スタンフォード大学経済学部客員研究員などを経て、2008年より香川大学法学部教授。博士(経済学)。主な業績:『身の丈の経済論-ガンディー思想とその系譜』法政大学出版局(2014年);(監訳)アジット・ダースグプタ『ガンディーの経済学-倫理の復権を目指して』作品社(2010年)。
*本企画は、警報発令その他の状況によっては、イベントの中止、または内容を変更する場合があります。
主催:奈良市アートプロジェクト実行委員会、奈良市
問い合わせ:奈良市アートプロジェクト実行委員会事務局(奈良市役所文化振興課)