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グリーン・マウンテン・カレッジ 開校

2020.10.13
グリーンマウンテンカレッジ

古都祝奈良の人気プログラム「グリーン・マウンテン・カレッジ」を今年も開校します。

「グリーン・マウンテン・カレッジ」は参加者と共に対話を繰り広げる「学び合いの場」です。「学び」とは、さまざまな事がらをさまざまな方法で捉え、そしゃくして自らのものとし、それを未来の他者へと手渡していくこと。文化はその学びの膨大な蓄積です。

今年度のテーマは「食」。

ならまちセンターを拠点にカレッジの象徴である「ティピーテント」のもと、さまざまなゲストが小さな「火」を囲みながら語り合います。

晩秋の奈良の夜、対話ではじまる「学び合い」のひと時を、ぜひお楽しみください。

 

 

◎会場:ならまちセンター芝生広場(東寺林町)

申込不要・入退場自由・参加無料 ]

 

 

【グリーン・マウンテン・カレッジ校長プロフィール】
小山田  徹
1961年鹿児島県生まれ、京都府在住。美術家/京都市立芸術大学美術学部教授。1984 年大学在学中に友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。主に企画構成、舞台美術を担当し、国内外の数多くの公演に参加。1990 年から、「ウィークエンドカフェ」、「コモンカフェ」、「カラス板屋」や「Bazaar Cafe」など、さまざまな友人らと造形施工集団を作り共有空間の開発を行う。

撮影:山口健一郎


第1回 「共に食す」 11月15日(日)18時-20時

上田 假奈代(詩人・詩業家) × 小山田 徹

詩人・詩業家として活動するとともに、大阪市西成区・通称釜ヶ崎で「ゲストハウスとカフェと庭 ココルーム」を開き、「釜ヶ崎芸術大学」を主宰するなど、地域で緩やかなコミュニティ空間を形成してきた上田假奈代をゲストに、「共に食す」をテーマに参加者とともに語り合い、学び合います。


第2回 「拡大食卓」 11月29日(日)18時-20時

鷲田 清一(哲学者)/オンライン出演 × 小山田 徹

医療や介護、教育の現場に哲学の思考をつなぐ「臨床哲学」を提唱・探求する、二枚腰で考える哲学者・鷲田清一(大阪大学名誉教授、京都市立芸術大学名誉教授、せんだいメディアテーク館長)をゲストに迎え、拡大する食卓、拡大する家族について、語り合い、学び合います。


第3回 「握り石」 12月13日(日)18時―20時

EAT&ART TARO(アーティスト)×西尾美也(美術家)×小山田徹

全国各地のアートイベントや地域コミュニティで食を通じたアート活動を展開する現代美術作家であり、「古都祝奈良2020-2021」美術プログラム参加作家のEAT&ART TAROをゲストに、握り石を握りながら「食」について、語り合い、学び合います。


*本企画は、新型コロナウイルス感染症の影響により内容の変更や中止の可能性があります。

主催:奈良市アートプロジェクト実行委員会、奈良市
問い合わせ:奈良市アートプロジェクト実行委員会事務局(奈良市役所文化振興課)