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[レポート] 青少年と創る演劇Lite 演劇入門~4つのオムニバスワークショップ~ 

2022.09.15
青少年と創る演劇

夏休みに初心者でも楽しめる「演劇」ワークショップ「演劇入門~4つのオムニバスワークショップ~」を開催いたしました!

 

演出家や殺陣師など、演劇に関わる様々な人たちが日替わりで講師となり、演劇の魅力を中高生たちへと伝えていただきました。


初回は劇作家・演出家の新居達也さんによるワークショップ「アツマル-演劇ゲームで仲良くなろう-」を開催。

新居さんはこれまでの「青少年と創る演劇」においても演劇基礎練習を担当いただいています。

今回のワークショップでは、シアターゲームからはじまり、実際に上演された作品の脚本で演劇体験をしました。最後には、ワークショップのために書き下ろしていただいた「アツマル」という参加者全員参加型の作品に挑戦。

参加者同士もあっという間に仲良くなった一日でした。


第2回は演出家の井上大輔さんによるワークショップ「ウゴカス-自分の身体をつかった表現にチャレンジ-」。

身体を使うにあたっては、まずストレッチから。

その後、コンテンポラリーダンスの体験をしてから、グループに分かれて、それぞれの成果を発表しました。

身体を使った心地よい疲れとともに一日のワークを終えました。


大雨警報により、第3回と第4回は同日に実施しました。

まずは、これまでの「青少年と創る演劇」で中高生とたくさんの作品をつくってきた劇作家・演出家の田上豊さんによるワークショップ「エンジル-演出家の教える「演じる」を体験しよう-」。

シェイクスピア作品のセリフを順番に読んで古典作品にまずは触れた後、シェイクスピア「夏の夜の夢」を原作とした田上さんの脚本に挑戦。演劇の奥深さを味わうことができる体験となりました。


最終回は「タチマワル-殺陣(たて)を体験、相手の呼吸を感じよう-」。俳優・殺陣師の福田健二さんが講師です。

新聞紙で作った刀を握り、まずは基本的な殺陣の型を学びました。簡単そうな動きでも、実際にやってみると意外に難しく、何回も繰り返し覚えていきました。

その後、グループに分かれ、立ち回りに挑戦。斬る方も斬られる方も、大盛り上がり。

最後は福田さんの演武をご披露いただきました。


全4回を通じて、参加者たちは演劇の面白さを体感するとともに、演劇好きな新しい仲間を見つけることができました。

本プログラムの続編として、10月からは「作品創作~プロと創るミニ演劇~」を実施します。

こちらは、全8回のワークショップを実施しますが、最後は音声館ホールでの演劇作品披露を予定しています!

現在、参加者を募集していますので、中高生の皆さんは、ぜひご応募ください。

もちろん、演劇経験は問いません!少しでも演劇に興味がある方は必ず楽しめる内容です。

皆さんのご参加をお待ちしています!

作品創作~プロとつくるミニ演劇~