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[レポート]②公園で遊ぶ!ーコロガル公園テラスー

2023.03.31
コロガル公園テラス

会期スタート!

10月15日(土)快晴!オープンを前に、早くもご家族連れが続々到着。入口前には長蛇の列が出来て、そして10時、「コロガル公園テラス」オープンです!

フカフカの芝生の上を走って転んで、作品(遊具)に駆け上がり滑り降り、子どもたちの歓声と笑い声が、秋空高く吸い込まれます。

撮影:イコマカメラ部

撮影:イコマカメラ部

撮影:イコマカメラ部

連日沢山の来場者となった公園ですが、木曜と金曜の午前中は比較的のんびりムード。赤ちゃんや未就学の子どもたちがママやパパ、おじいちゃんやおばあちゃんと来場する姿が目立ちました。「近くに公園がないから嬉しい」と何度も来て下さった赤ちゃんとお母さん、お弁当を持って幼稚園単位で先生と一緒に遊びに来てくれた子どもたちもいました。

撮影:イコマカメラ部

午後になると、学校を終えた小学生がやって来ます。みんな一様に駐車場から入口までダッシュ!後から保護者の方が追い駆けて来るのが入場パターン。

土曜と日曜は会期中ずっと大盛況で、入場は30分の入れ替え制となりました。入場を待つ時間、子どもたちの間では公園に上る階段入口周辺にある木々の下で、どんぐり拾いが密かなブームとなりました。

このどんぐりが、後に公園内で流通する“コロガネ”という通貨に変身します…

《コロガル公園テラス インスタグラムより》

遊びや言葉の生まれる場所

子どもたちの興味の行方は様々で、時に大人の想像を超えていきました。会期途中、会田さんが追加で実装した、板を連ねてS字カーブを描く道。表面に細かく溝が掘られており、その溝を、ほうきの柄などでなぞりながら走ると音楽が聞こえるという作品(遊具)です。

溝を何度もなぞるうちに板のささくれが出て来るのですが、ある日そのささくれで熱心に遊んでいる子がいました。見ると、板と板のつなぎ目の金具のビスのネジ穴に、ささくれを刺してひたすらグリグリしているだけ。でもこれも、この子にとっては立派な遊び。

《コロガル公園テラス インスタグラムより》

遊具の呼び名も、子どもたちから案を募って決定しました。「くじら」「スキーバ」「なんもん」「だんだんばたけ」。一見不思議なネーミングですが、現物をよく見るとそれぞれのイメージにピッタリで、子どもたちの語彙力と発想力の豊かさと的確さに驚かされました。

《コロガル公園テラス インスタグラムより》